賃貸の不動産の入居申し込み
賃貸で入居したいと思う物件を決めたら、まずはその物件を扱っている不動産業者に対して入居の申し込み手続きを行わなければなりません。
不動産業者にある賃貸物件に入居したい旨を伝えると、入居申込書が渡されるので、申込者はこの書類に必要事項を記入します。
申込書の様式は不動産業者ごとに異なっていますが、一般的には申込者、入居者、連帯保証人の現住所、氏名、勤務先に関する情報や、申込者本人の現在の年収などを記入します。
業者によっては賃貸物件の条件を記入する欄がありますが、この部分は担当者が記入するので自分で書く必要はありません。
申込書を身分証明書などの他の必要書類とともに不動産業者に提出した後は、書類の内容をもとに入居審査が行われます。
審査は基本的には貸主自身が行いますが、貸主が不動産管理会社に業務を委託している場合は、その会社も審査に関与することがあります。
この審査は、契約期間を通じて賃料などの支払いをきちんと行っていけると判断されれば通過となり、契約条件の調整を経て、正式に賃貸借契約を締結することになります。
賃貸の入居審査について
賃貸物件と契約する際には入居前に入居審査が行われることが多いです。
審査というのはざっくり言ってしまうと「本当に入居しても問題が無いかチェックする」ということであり、この審査に通過できなかった場合は契約ができないということになります。
では賃貸物件における入居審査ではどういったことがチェックされるのかというと、基本となるのは支払い能力と保証人の保証能力です。
例えば家賃20万円のマンションに月収10万円のフリーターが住むというのは土台不可能な話ですから、審査を通過できることはないでしょう。
また保証人に関してもすでに生活がかなり苦しく、年収が数十万円しかないということになると保証の役割を担えないために審査に悪影響が出ることがあります。
とは言え不動産会社としても入居をしてもらわないと利益が出ないわけですから、意図的に落とすということはまず無いでしょう。
それに入居審査のために情報を誤魔化すなどのことになっては受かる審査も受からなくなりますから、審査はあるのだということは受け入れて求められた情報を正確に伝えるようにしてください。