賃貸住宅で雨漏りの被害に遭った場合
賃貸物件で欠陥住宅の被害に遭ったことはありませんか。
最近、マンションなどの杭打ちデータの改ざんなどいろいろと建築に関わる問題が取りざたされておりますが、賃貸物件でも年数が経っていたり、急ピッチで建てたものなど、時として欠陥が露呈することがあります。
その一つに雨漏りがあります。雨漏りはどちらかと言うと集合住宅よりも一軒家などに多くみられますが、たまにマンションの最上階やアパートの最上階などで被害の報告があります。
原因のほとんどは屋根材が太陽光や湿気による腐食、寒暖の差による伸縮やひび割れなど劣化が原因です。
また、設計ミスや地震、台風などの外的要因により突如、発生するということもあります。いずれにしてもこれらは仲介業者や家主、などに連絡し、しっかりと修繕してもらう権利がありますので黙って自分で何とかしよう、とは思わないようにしてください。
こちらを修繕したからと言って敷金から差し引かれるということは原則ありません。敷金は余程の破損や汚れなどを起こさない限り、本来は全額返金しなければいけないものなのです。
耐震性の優れた賃貸を選ぼう
耐震性に優れている賃貸物件は、今や多くの消費者から魅力的なものとして扱われており、契約を希望する人が後を絶ちません。
特に、コンクリート製の物件については、地震はもちろんのこと、様々な風水害にも対応できることが知られており、長期間にわたって住み続けたい場合にも大きなメリットがあります。
賃貸物件の耐震強度については、それぞれの物件の素材や構造、築年数などにより、大きな差があることが分かっていますが、契約時にきちんと確認をしておくことが重要です。
大手の不動産会社においては、耐震性にこだわりのある物件の紹介が活発に行われており、月々の家賃や管理費などを考慮しながら、積極的に物件選びに挑戦することが勧められます。
一般に、高所得者を対象とした賃貸物件は、耐震性が十分に整っているものが多いとされ、人気の物件の見学をすることや、居住者のレビューなどを参考にすることで、短期間のうちに居住先を選ぶことができます。